治験では具体的にどんなことをするの?

治験ボランティアとして参加する場合、具体的にはどのようなことを行うのでしょうか。治験は新薬の開発に関わるもので、その臨床試験の最終段階ともいえます。治験参加者は開発された薬を飲んだり、貼ったり、塗ったり、注射するなどして効果や安全性のテストをします。治験の期間は病院などの施設内から原則として出ることができません。外出することはできませんが、定期的に薬を接種する以外は自由に過ごすことができます。治験は、新薬が安全で効果的なものかどうかを判断するための大切な試験です。その大切な試験をうけることが治験ボランティアの役割です。

治験に参加するにはお金がかかるの?

治験モニターや治験ボランティアとして参加するのに費用は掛かりません。当日、指定された施設に行くまでの交通費は掛かりますが、治験協力費(負担軽減費)が支払われますので自己負担のほうが高くなるということはありません。治験協力費(負担軽減費)は、参加者が日常的な生活を送ることを制限されたり、治験に参加する際に時間的に拘束されたりといった負担を軽減するために支払われるものです。謝礼や報酬ではなく治験協力費(負担軽減費)と呼ぶのは、お金目当てで参加するものではなく、あくまでも被験者の意志でボランティアとして参加するものだとされているからです。

治験協力費(負担軽減費)の相場は?

治験ボランティアとして参加した場合の治験協力費(負担軽減費)の相場は、入院した場合1泊につき1万円~2万円と言われています。入院や通院の違い、施設の違い、試験内容の違いで治験協力費に差はありますが、協力費はかなり高額になっています。なぜ高額になるのかというと、このお金は拘束される時間や制限される生活への軽減費であり、新薬開発という大きな意味を持った試験へ参加することへの協力費なのです。治験ボランティアは、人類の未来に役立つ大切な役目を担っています。